今日は前々回、前回の続きで「第3話」です。
前回は、岩から降りられなくなった
ハチワレの仔猫を救出すべく
近所にお願いをしに行ったら
私よりも小さなおじさんが
出てきたところまででしたね。
快く出てきてくれたものの
おじさんは仔猫にあまり関心がなく
ハチワレちゃんを見ても
「自分で降りられるんじゃないの?」
(いや、降りられないから鳴いているんだって)
私が「長いほうきなようなものはないですか?」
とたずねると
「ないねー。どうしようもないね。」
という返事。
しょうがないのでそのおじさんには丁重にお礼を言って
家に向かって走りました。
その距離400m
そして100m辺りでノアが脱落(笑)
ノアに合わせていられないので
ノアを抱っこして全力疾走。
とても知ってる人に見せられない姿でした(^^ゞ
家に帰って息子を叩き起こし
家中にある長いものと
万が一のためのネコ用キャリーバックを車に詰め込んで
先程の場所に向かいました。
すると先程のおじさんの奥様とお母様が出てきていて
岩の上を懐中電灯で照らしていました。
まだネコちゃんは降りられていない様子。
台風のときに窓に貼るように買ってきていた
レジャーシートをくるくる巻いたものが
つかまりやすいし、伝って降りてこられるかなと
思い、仔猫に近づけようとしたところ
奥様が
「万が一のときにはこれを使って」
と大きな長いタモ網を見せてくれました。
「・・・あるんじゃん!」
そしてお母様の方が
「脚立も必要なら持ってきますよ」
「・・・あるんじゃん!」
無関心のおじさんとは違って
とても親身になって協力してくださいました。
そのおかげもあって仔猫は私のレジャーシートから
逃れるために勇気を出して隣の木に飛び移り
木だと降り方がわかったらしく
ゆっくり降りてきて
地上で待っている私達をかわして
お寺のお堂の下にまっしぐらに走って
逃げていきました。
ケガもなく無事に助けることができて
ホッとしました。
ただ、その子がみなしごかもしれないので
数日は近くを通ってその子が
お母さんネコを呼んでいないかどうか
チェックをしました。
今回は無事に親元に帰りましたが
もしそうでない場合は保護が必要になります。
やはり今のままの賃貸では駄目だ。
これが9月23日の出来事。
そして9月26日に「お引越しの準備を始めました」
というメルマガを「家を買うぞ」という決意の表明として
書きました。
8月20日に「時間とお金を作り出すぞ」という
意図が立ったのですが
それはそもそも自分の我が子たちはもちろん
他の動物たちも幸せにしたいという思いが根源でした。
そして木の伐採に始まり、色々な事件を通して
「家を買うぞ」という意図が改めて立ちました。
それも動物たちを幸せにしたいという
同じ根源から派生した意図です。
意図を立てるではなく意図が立つという
書き方をしているのは
自分の中から勝手に湧き上がってきて
パキンと立ってしまうからです。
うまく説明できませんが
自分の中から上がってくるものを
否定したり押さえたりせずに
解放すると勝手に立つという感じです。
そしてその翌日の夜。
ネットを見ていたら
今の家から車で10分ほどのところに
私達親子の全ての条件が揃っている
新築物件を見つけました。
翌日息子に物件情報を見せて同意を得て
不動産に問い合わせを入れ
その2日後家を内覧してきました。
これらがハチワレちゃん事件から4日の間の出来事です。
築40年リフォームなしの家に住んでいるので
今どきの新築の家は何もかもが良く見えます(^^ゞ
でもそれよりもとにかく立地が気に入りました。
一生に1度のお買い物なので
もっと色々見た方が良いのかもしれませんが
ひと目で気に入ってしまったので
その場で申し込みをしました。
怖いくらいにトントンと話が進み
順調に行くのかと思った矢先
ここで急に大きな壁が立ちはだかりました。
(すみません。もう少し続きます。)