高次な存在からメッセージをもらう
動物からメッセージをもらう
これを読まれている方は、
このどちらかに興味があったり、
練習されたり、仕事にされている方だと
思います。
伝える相手が存在するとき、
それらからもらったメッセージを
自分の脳内(左脳)で言葉に直し、
お相手に伝えることになります。
私がセッションを行う上で、
一番神経を使うところが
実は「ここ」です。
右脳全開でメッセージを受け取って、
左脳全開にして言葉にしっかり直す
という行為をしているのですが、
ここに「意識」も入れなくては
いけないからです。
時々ニュースで見かけますが、
通訳の方のちょっとしたミスで
全く違うことを伝えてしまうことがあります。
いつかのサッカーの国際試合で、
相手チームの監督が暴言を吐いたと
報道があって、日本国民がぷんすか
怒ったことがありました。
でも後日本当は日本チームへの
敬意を表した言葉で、
通訳の翻訳ミスだったことが
判明しましたよね。
セッションは、自分の伝えた一言で
相手の人生を変えてしまうことが
よくあります。
(良い意味でも悪い意味でも)
それくらい「責任」が伴うという
ことをしっかり肝に銘じておく
必要があります。
なぜ言葉選びに慎重になるかというと、
受け取った時に「言葉」で受け取って
いないからです。
感覚、感情で受け取っているので
表現の仕方が何通りも存在しますし、
受け取った情報をそっくりそのまま
ピッタリの言葉で伝えるということは
とても難しいのです。
そして、その言葉を伝えた際の
相手の受け取り方もある程度想定して
おく必要があります。
自分ではそんなつもりはなくても、
相手を深く傷つけることもあります。
伝えるお相手の性格も関わってきますよね。
プライドが高い方に、
「あなたは日ごろの行いがこんなにひどいです」
みたいなことを伝えたらそのメッセージを
受け取るどころか、
「そんなことはない!」
と感情的になってしまって
跳ね返されてしまう可能性があります。
でも、高次な存在はその人にメッセージが
きちんと伝わることを、私たちに期待しています。
アニマルコミュニケーション(AC)も一緒。
健気なピュアな気持ちで
伝えて来た感情を、
伝え方を間違えてしまうと、
その後の飼い主さんとの
関係が悪化してしまうこともあるのです。
では、どうしたら最適な言葉を
チョイス出来ると思いますか?
それは
「相手の幸せを心から願うこと」
です。
「伝えること」だけに集中すると
ただただ言葉に直して伝えるという「作業」
だけをすることになってしまいます。
「伝える相手」がいることを
忘れてしまっているんですね。
チャネリングだったら、セッションのお相手の、
ACだったら、ペットさんと飼い主さんの
幸せを本当に心から願えているかどうか
チェックしてみてください。
お相手の未来が良くなっているビジョンが見えても、
高次な存在が「それを伝えてはいけない」と
止めることがあります。
それを今言ってしまうことで、相手の心境が変わり
良い未来が変わってしまう可能性があるからです。
そういう時は、今すぐ安心させたいという
自分のエゴを押し殺して、
伝えるのを我慢したりします。
ただ、自由意志を尊重されるので、
高次な存在も伝えるなという「強制」はしません。
でもその時言われるセリフが決まって
「相手の幸せを本当に願うなら伝えない方が良い」
と言われます(^^ゞ
練習の時って、どうしても
「正しく感じ取る」「間違えずに受け取る」
ということだけに集中してしまいがちですが、
実はそこがゴールではないんです。
「伝える」ことを意識すると
やればやるほど奥が深くて
嫌になることもありますが…(^^ゞ
でも避けては通れない大切な部分なので、
ぜひいつもより少し意識を拡げて、
視野を広く持って全力でお相手の幸せに
フォーカスしながら
セッションしてみてくださいね。