「動植物の進化の不思議と集合意識について」
動植物は進化していくものだとは
世界中の誰もが知っていることですが、
その「しくみ」って未だに
解明されていないんですよね。
例えば・・・
沖縄に住む「ヤシガニ」
でっかくて有名ですが、
この子は「ヤドカリ」の
仲間です。
ヤドカリって本来、
「ヤド」となる貝の殻を背負って
生活していますよね。
何かあったらシュッと殻の中に
引っ込んで身を守ります。
でもヤシガニにはこの「ヤド」が
ありません。
その代わり、強靭なハサミを持ち
身体は鎧のような硬い皮膚に
覆われていて
そして何よりも身体がデカイ(笑)
足を広げると1m以上にもなります。
余談ですが、寿命は50年(゚д゚)!
とっても長生きですね(^^♪
今、研究で分かっているのは
ヤシガニは海ではなく、
餌の豊富な陸で生きることを決め、
陸に上ってはみたけれど
そこには「ヤド」がないため
殻生活を捨て、その代わり
自分を大きくすることで
天敵から身を守ることにした。
のだそうです。
もうひとつ、
ダーウィンで有名な
ガラパゴス諸島のイグアナ。
島にたくさんイグアナが
繁殖したのですが、
イグアナの餌のサボテンが
食べられてばかりでは
困るので、
イグアナが届かないように
葉っぱを高い位置に進化させたので
餌に困ったイグアナが
海に出て、海藻を食べることを
選んで、水中を自由自在に
泳げるようになり
「海イグアナ」に進化したそうです。
これら2つ。
確かにその通りなのだと
思いますが、
めちゃめちゃ「不思議」だと思いませんか?
海に住んでいるヤドカリが
「そうだ陸に行こう」って
京都旅行のようにふと思い立って
陸に上ったわけではないですよね(^^ゞ
そして、陸に上って
「やっべ、陸には貝が住んでいないから
ヤドないじゃん!」
ってなったり
「ないものはしょうがない。
自分がでっかくなればいいんだ」
って思ったからといって
自分の身体を自由自在に
大きく出来るわけではないですよね。
私が進化に対して「不思議」を
感じているのはこの部分なんです。
そもそもサボテンが
食べられたくないから
葉っぱを高い位置に
移動させること自体が
不思議・・・(>_<)
ヤシガニは海から陸
海イグアナは陸から海
食べ物が全く違うわけで、
もし住む環境を変えようと考えて
移動したとしても
最初は馴れないものを
食べてお腹を壊したと思うんです。
それに、1匹が思いついても
「みんなで行こうぜー」と
ならない限り1代で終わってしまいますよね。
進化には、
何かの拍子に偶然ちょっと変わった子が
生まれてしまって、
でもその子が環境にとても適合して
その子孫が増えていく・・・
という突然変異説もありますが、
数々の進化を見ていると
どうも違う気がします。
進化って、とても「偶然」で起きたとは
思えないんですよね。
逆にその裏に緻密な計算が
見え隠れします。
それに、現在、色々な進化を
説明するときに
「陸での生活を選んだ」
のように「選ぶ」という
言葉が多く使われます。
「選ぶ」の主語って一体
誰のことを指しているのでしょう?
勝手にですけど、私は
ここに「集合意識」が深く
関係しているように思っています。
で、当然これって
「人間」にも起こりうること
なんですよね。
もし、平安時代の人を
タイムスリップで
今の時代に連れてきたとしたら・・・
恐らくすぐに死んで
しまうのではないでしょうか?
平安時代に比べたら
今の空気は汚すぎますし、
水も食べ物も毒だらけに
感じることでしょう。
それに耐えられる肺や消化器官を
持ち合わせていないと思います。
それだけ私達人間の身体も
進化しているってことですよね。
で、もう一つ。
進化って何千年も何万年もかけて
進化するものだと思いがちですよね。
昔、私達の先祖は猿だった・・・
と言われても遠い遠い昔の話で
他人事だと思ってしまいます。
でも、必要であれば進化って
一瞬で起きたりします。
数ヶ月とか1年とかで
今、現在進行系で進化している
実例もたくさん見つかっています。
身近な犬、猫。
この子たちも、
私が小さかった頃に
比べたら色々と進化しています。
生き残るためなのか、
現状に適合するためなのか
そして、不思議なのは
1匹だけがとか、その地域の子だけが
とかではなく、世界中に生息している
同種が一斉に同じように進化すること。
植物の進化や
植物と動物の関係も
不思議がいっぱいです。