スピリチュアルを

お勉強していると

 

「インナーチャイルド」

 

という言葉を

よく耳にすると思います。

 

インナーチャイルドを

一言で説明するのは

とても難しいのですが、

 

小さい頃に自分を守るために

作った「人格」のことで、

 

それが自分の中に複数・・・というか

沢山何人も存在しています。

 

インナーチャイルドたちは、

辛い感情を背負ったまま

その時その時間から今まで

ずっと閉じ込められていて

 

大人になった私達が

気づいて助け出してくれるのを

ただじっと待ち続けているのです。

 

 

インナーチャイルドを

癒やすことによる効果は絶大で、

 

インナーチャイルドを

最初に癒やすと、

ヒーリングセッション時間が

半分で済むと言われているほどです。

 

そして、

インナーチャイルドを癒やすのに

特別な能力は必要なくて、

 

「こんなインナーチャイルドがいたんだ」

 

と自分で気づく（発見する）だけで良いのです。

 

とは言っても、

普段の生活の中で

どうやってインナーチャイルドを

見つければ良いのでしょうか？

 

前回の話とも繋がりますが、

まずは自分に沸き起こる「感情」に

注目してみましょう。

 

インナーチャイルドが現れるのは

 

「ネガな感情」

 

の時です。

 

 

怒り、悲しみ、寂しさ、無念さ、

苦しさ、後悔、悔しさ、諦め、

憎しみ、嫉妬、憎悪

 

 

こういう感情が自分の中に

沸き起こってきたときに

 

自分の心が何を言っているのか

耳を澄ませてみましょう。

 

 

「どうして私だけいつも・・・」

 

とか

 

「ばーか、ばーか」

 

とか

 

「ふざけるな！」

 

とか

 

 

 

口にこそ出さないものの

 

心の中で何か叫んでいないでしょうか？

 

 

時々、感情に任せて暴言を

吐いている人を見かけますが

 

あれは心の中の叫びを

ダイレクトに声に

出しているところです(^^ゞ

 

 

車の運転中とか、

限られた空間の中では

心の声を出しやすい

かもしれませんね。

 

 

その心の叫びに気づいて

観察してみると分かりますが

 

かなりの暴言なんです（笑）

 

 

人に迷惑をかけたくない

節度を守って生きていきたい

 

と強く思っている人ほど

自分の中のその部分は

気づかないふりをしたくなるものですが

 

この暴言って実は

 

「インナーチャイルドの叫び」

 

なんです。

 

 

そう、自分が幼い子供だった頃の叫び

 

まだ言葉の意味もよく分からなくて

言葉をうまく使いこなせない

 

そんな頃の自分の叫びです。

 

だから「言葉の意味」に

注目するのではなく

 

昇華されていなくて

未だ苦しんでいる

インナーチャイルドが

自分の中にいるのだな

 

と気づいてあげてください。

 

そのインナーチャイルドの心の傷に

共鳴する出来事が起きているので

叫んで自分の存在を知らせているのです。

 

 

感情が湧き上がってきたときに

たとえ心の中で

「死んでしまえ！」

と叫んでいたとしても、

 

相手に本気で死ねばいいと

思っているわけではなく

 

インナーチャイルドが

どう表現して良いか分からず

叫んでいるだけなのです。

 

 

ネガな感情が湧き上がると

良い気分はしないので、

 

早めにその感情を鎮火させようと

火消しに走る人が多いのですが、

 

その前に、少しだけ

インナーチャイルドの声に

耳を貸してあげてください。

 

今と同じような思いをして

苦しんだインナーチャイルドが

自分の中にいたんだねって

気づいただけで、

そのインナーチャイルドを

助け出すことが出来るのです。

 

その子が感じた苦しみを

ほんの一瞬で良いので、

一緒に感じてあげましょう。

 

バラバラに散らばってしまった

インナーチャイルドたちを

自分に統合していくことで

大きく前に進むことが

出来るようになりますよ(^^♪