前回に引き続きまして、
「進化と集合意識の不思議」に関するお話を
したいと思います(^_-)-☆
皆さんは、「100匹目の猿現象」という
言葉を聞いたことがありますか?
内容はこんな感じ↓↓
宮崎県の幸島の猿の中から
さつまいもを海水で洗う猿が出始め、
他の猿たちも真似をし始めた。
芋を洗う猿が100匹を越えたとき
その島全ての猿が芋を洗い始め、
遠く離れた大分県の高崎山の猿たちも
芋を洗い始めた。
このことから
「ある行動、考えなどが、ある一定数を超えると、
これが接触のない同類の仲間にも伝播する」
というのを説いたのが
「100匹目の猿現象」です。
結論から言ってしまうと、
このお話はイギリスの学者による
作り上げた虚偽のお話だったのですが、
私は「集合意識」の説明として
とても分かりやすい
「例え話」だと
感じています。
実際にそういうことが
自然界ではたくさん
起きているからです。
例えば、アメリカの森林に住む
あるトカゲの種類は
普段木の上で暮らしているのですが、
つい数年前からこの森にいるはずのない
気の荒いアリが外部から持ち込まれ
たくさん繁殖するようになり、
このトカゲを攻撃し始めたのです。
トカゲはどうしたかと言うと
アリが自分の身体を這わないよう
今までペタッと木の幹にお腹をつけていたのをやめ
出来るだけお腹が木から離れるよう
手足だけで木に捕まって移動するようになりました。
そして、定期的に身体を
ぶるぶる震わせアリが万が一身体についても
ふるい落とせるようになりました。
今では、この森に住むほぼ全ての
同じ種類のトカゲたちが
これと同じ行動をとっているのだ
そうです。
ここまでの期間約1-2年です。
猿と違って、トカゲですから
他人のやっていることを見て
「真似る」
という行動はあまり考えられないですし、
全員が同じ2種類の方法を思いつき
2種類ともに実行する・・・
というのも無理があると思います。
そうすると、この現象を
解説する際に
「集合意識」
という言葉が必要に
なってくるのではないかなと
私は思っています。
この読者さんの中には、
「天使」に興味があるという方も
いらっしゃいますので少しだけ天使の話を
させていただくと・・・
天使は元々光の存在で
姿を持たないのですが、
自分を必要とする人に合わせて
人間に寄せた翼を持った姿を
見せてくれたりします。
そして天使には性別が
ありません。
例えば、「大天使ミカエル」
恐らく天使の中で一番の
有名人ですよね?(^^ゞ
そして世界中の人が
ミカエルを「男性」だと
思っています。
そうすると、能力を開いて
ミカエルの姿を見ようとしたとき
ミカエルのことを全く知らない人が
見たとしても、
ほとんどの確率で「男性の天使」の姿を
見ることになります。
これも「集合意識」の働きかけに
よるものだと思います。
集合意識は色々な種類があって
「人間の集合意識」
「日本人の集合意識」
「九州人の集合意識」
「福岡県民の集合意識」
のように段々細かく出来ますし
「犬の集合意識」
「猫の集合意識」
のように動物の種類ごとにも
存在します。
そしてそれぞれが
日常生活の中で
たくさん絡み合って
無意識のうちに
我々に影響しています。
例えば、集合意識にまつわるもので
『マンデラ・エフェクト』
というものがあります。
世界中の多くの人が
80年代に
「ネルソン・マンデラ氏は獄中で死亡した」
と記憶していたのに実際は
2013年まで存命で、
マンデラ氏の死去を伝えるニュースを見て
多くの人たちが驚いたことから
「多くの人が辻褄の合わない記憶」のことを
『マンデラ・エフェクト』と呼ぶのだそうです。
集団錯覚みたいな感じでしょうか。
結局「100匹目の猿」は
空想上の物語だったために
世間からは信用を得ることが出来ず
残念なのは
その「考え方」自体が怪しいと
捉えられてしまう羽目に・・・(>_<)
前回お伝えしたヤシガニも
1匹だけが思い立って陸に
上がったところでどうにも
なりませんし、
海イグアナも1匹だけが
勇気を出して海に出ても
溺れて死んでしまうだけ
でしょうし、
やはりここにも
「集合意識」が
絡んで来ている
気がしてなりません(>_<)