「-ねばならない」
「-しなければならない」
「-あらねばならない」
「-してはいけない」
私達の中には、こういった
無数の
「-ねばならない」
が存在します。
私はこれを「自分だけの法律」と
呼んでいます。
でも、私達が「幸せに生きて行こう」と
思った時
実はこれらは1個も
なくて良いものなんです。
では、どうしてこれらをたくさん
持っているのかというと
持っていることで自分を
守ることが出来るからです。
そして持っていることで
「安心」できるからです。
これらの自分だけの法律は
小さい頃に作られます。
この法律を作り、守ることで
自分が「嫌な思いをしなくて済むのだ」と
刷り込まれて行きます。
私達は成功体験よりも
失敗体験の方が強烈に体に
刻み込まれます。
なので、何かをして
ものすごく嫌な思いをした時、
二度とこんな思いをしたくないと
思うので、次からは
「○○してはいけない」
という法律がここに
1つ誕生するのです。
でもそれは、あくまで
小さかった頃の話。
親に食事を与えて貰ったり、
お世話をしてもらわないと
死んでしまうという恐怖から
作られた法律なんです。
今、気づいて欲しいことは
「自分はすでに大人になっている」
ということです。
皆さん、当たり前ですが
頭では「自分は大人」だと
分かっていると思います(^^ゞ
でも「潜在意識」は気づいていません。
自分の中にたくさんのインナーチャイルドたちが
いて、その子たちが常に何かしようとする度に
自分の法律を守ろうとするからです。
自分が大人だということは、
自分のために発言してあげることが出来て、
自分のために行動してあげることが出来て、
自分を自分で守ることが出来るということです。
そこに気づきさえすれば
「-ねばならない」
が、消えていくのです。
そこに気づくためには、
「自分の意志で行動しても安全」
ということを自分に教えてあげること。
大昔の経験で作った法律が
今はもう「無効」なのだと
気づくことです。
そのためには、義務感ではなく
常に自発的に動く訓練が
必要になってきます。
常に「自分がやりたくて」やっているのか
自分に聞いてあげてください。
「-ねばならない」で動こうとしていたら
本当にしなくてはいけないのか確認します。
でも、例えば
「会社に行かなければならない」
を感じたから
会社に行くのをやめよう。
だったり、
わがまま放題やって良い
ということではありません。
何故かと言うと、
本当にそれで会社を休んだとき
「心地よい」でしょうか?
わがままをして人を傷つけたとき
「心地よい」でしょうか?
「会社に行かなければならない」
を感じたら、
どうして「ねばならない」と
思っているのか自分に聞いてあげましょう。
「面倒くさい」
「○○さんたちがいるから嫌」
「仕事が面白くない」
など、色々出てくると思います。
それを丁寧に聞いてあげた上で、
では自分はどうして会社に行っているのか
会社に行ったら自分は何が出来るのかを
同じく聞いてみましょう。
「生活のため」
「欲しいものを買うため」
「美味しいものを食べるため」
「好きな勉強をするため」
「自分が出来るようになる素敵なこと」
がたくさんあることに気づきましょう(^^♪
そして、少しずつで良いので
「ねばらならないから」行くのではなく
「自発的に」行くのだと感じられるように
なってくると、
自分の法律が消えていきます。
地道な作業ではあるのですが、
「義務感」で動くのではなく
「自発的」に動くことを
意識してみてくださいね(^^♪
義務感で動くと体が重たいのに、
自発的に動くと体がすっと動けることに
気づいてきますよ(^_-)-☆
【今日のまとめ】
「ねばならない」が出てきたとき
「本当にそうしなくてはいけないのか?」
を確認して、
自分の言い分もしっかり丁寧に聞いてあげる。
その上で、それをしたらどんなに良いことが
あるのかを質問して、
できるだけ「自分がやりたいからやる」
ことを増やしていく。
ぜひやってみてくださいね(^_^)/