これは数年前のお話になります。
我が家の長男坊のトイプーのノアは
雷と地震が大嫌いです。
雷が嫌いすぎて雨も風も嫌いになってしまいました^^;
息子がいつものように会社に出勤しようと
支度をしていたとき
ノアの様子を見て
「やばい、今日は大雨だ！」
と気づいたそうです。
当時息子は自転車通勤。
雨の影響はとても大きいのです。
でも多分、初めてその様子を
見た人は
「ノアが雨を感知している」
とは気づかないと思います。
例えばノアが
鼻鳴きしたり
ブルブル震えたり
逃げたりしたら
怖いのかな？と気づいてもらえると
思うのですが
強いて言えば
なんとなく少し表情が曇っているくらいなんです。
考えてみたらその頃の息子は
ノアを天気予報代わりに使っていました。
それも
雨が小ぶりなのか土砂降りなのか
更に風が強いのか弱いのか
など、空気を吸うくらいの感覚で
ノアから読み取っていたみたいです。
私たちは「必要」があって
読み取っている場合
繰り返していると感度が
上がるんですよね。
知らないうちに「読み取る能力」を
鍛えているんです。
「見て分かることだから」
と思われるかもしれませんが
さっきお話したように
初めての人が同じように読み取れないのなら
それはあなたが「能力」を使って
読み取ることが出来ているということなのです。
当時、息子はノアの雨センサーに絶大な
信頼を置いていたみたいです。
かなり恩恵を受けていたのだと思います。
でもその日。
会社から帰って来た息子が
何やらノアに怒って文句を言っていました。
どうやら朝ノアから「嵐予報」が
出ていたようで
雨ガッパと魚屋さんが履くような
でっかい長靴を履いて出勤したそうですが
会社に着くまで
一滴も降っていなかったそうで
その大袈裟な格好を見た
複数の会社の人たちから
「そんなに酷く降ってたの？」
と驚かれたそう^^;
実はその日の朝
私も確かにノアが「大雨だ」と
言っているのを受け取っていました。
どうやらその時は
ノアの勘違いだったみたいです^^;
犬も人間と同じように
結構勘違いはするようです。
外に出たら降っていないのが
分かるのだから家に戻ればいい
と思われるかもしれませんが
とにかく息子はギリッギリに
家を出るのが特技の１つなんです。
家に戻ってカッパを脱いで
長靴を靴に履き替えてたら
確実に遅刻してしまいます^^;
ノアを読み取れたばかりに
ノアの嘘予報に騙されてしまった
というお話でした。
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