スピリチュアルのお勉強を
していくとき
ぶち当たってしまうのが
「情報の壁」
です。
宇宙の法則やエネルギーって
色々なものが複雑に絡み合って
形成されているので
とても一言で言い表せるものでは
ないため
各専門家が、色々な分野や角度から
仮説を立てたり、実験をしたりして
その結果を記録として残してくれています。
そして私達はその情報の断片だけを見て
混乱してしまうことがあります。
例えば・・・
キリスト教では生まれ変わりは無いと
説かれているけれども
仏教では輪廻転生を説いています。
全く真逆のことを言われると
私達はどちらを信じたら良いのだろう？
と混乱してしまうのです。
スピリチュアルを学ぶ上で
覚えておきたいのは
『正解は1つだけとは限らない』
ということです。
私達は学校教育を受けて育っているので
いつしか「正解は1つだけしかない」と
思い込んでいます。
1＋1＝2
それ以外は正しくない、間違っていると
瞬時に思う思考回路になっています。
例えば家から最寄りのコンビニまでの
道のりを想像してみましょう。
最短ルートにこだわらなければ
きっと色々なたどり着き方がありますよね？
極端な話
一度、飛行機に乗って海外を経由してから
コンビニに行ってもいいわけです(^^ゞ
でも、そこまでいくと
キリがないことにも
気づくと思います。
そこで、自分の中の「落とし所」
というのが必要になってきます。
今の時点で、
「私はこれを信じます」
というラインです。
例えば、先程の生まれ変わりの話。
このコラムを読んで下さっている方の大半は
生まれ変わりはあると信じているのでは
ないでしょうか？
それが自分の中の「落とし所」なんです。
では、どうして生まれ変わりを
信じているのでしょうか？
例えば、沢山の生まれ変わりの事例を見て
信頼出来ると思ったから。
実体験としてそう感じたから。
など理由は様々だと思いますが
共通しているのは
「自分の中で腑に落ちている」
というところです。
自分の中で腑に落ちていると
「生まれ変わりはありません」
という全く逆の情報を見ても動揺しません。
もし、相反する情報で混乱した場合はまだ
「自分の中で腑に落ちていない」
「自分の落とし所が見つかっていない」
ことに気づきましょう。
情報は
「本に書いてあった」
「ネットに書いてあった」
「有名な◯◯さんがそう言っていた」
などといった形でやってきます。
その時に大切なのは、どんなに信頼が
おける人の発言であったとしても
それを何でもかんでも鵜呑みにせず
一旦、自分の中の保管庫に
ストックしておくということです。
そして時期が来て
「あの時知った情報は本当だった」
と感じるときが来て初めて自分に
落とし込みます。
時々ですが、情報を得た途端に
「なるほど！」
と思い切り納得することがあります。
これは、自分の中にストーンと入って
腑に落ちている証拠なので
そのまま受け入れてしまって大丈夫です(^^♪
あちこちで違うことが
言われていたら
まずは肯定も否定もせずに
ストックしておきます。
正解を急がないことがコツです。
どうしても早く正解が知りたいときには
調べまくってそう言われている根拠（理由）を探します。
沢山の情報に触れていると
なんとなく根拠が分かってきます。
私もスピに関しては
色々勉強してきましたが
とことん学んでみて
「これは違うな」（腑に落ちない）
というのも過去に沢山ありましたし
今もあります。
それはそれで捨てずにストックしてあります。
その情報がいつ何時腑に落ちるか分からないからです。
自分が腑に落ちるか落ちないかの
鍵を握っているのは「根拠」です。
どうしてそう言い切れるのかの根拠を
調べて、自分がどう反応するのかを見ます。
先程の生まれ変わりの話だと
キリスト教は生まれ変わりはないと言っている
仏教は輪廻転生を説いている
その「根拠」をそれぞれ調べまくって
自分が腑に落ちるのか落ちないのかを
感じてみる。
という作業が必要になってきます。
影響力がある人の発言って
その作業をすっ飛ばして鵜呑みにしてしまい
混乱したり、不安を感じたりすることが
多いので
そうなりかけたときには
今日のお話を思い出してみてください。
その人が何を根拠にそういう発言を
しているのか？
質問出来る環境ならば
質問してみましょう。
そしてその根拠に自分は
なるほどと心の底から納得出来るのか？
感じてみましょう。
あと、自覚がないまま「鵜呑み癖」が
ある人がいますので、
見た情報をそのまま信じるタイプの人は
ちゃんと納得した上で信じているのかどうか
振り返ってみましょう。
今日は、自分の中に落とし込む前には
必ず「根拠」を知って
腹落ちさせるという習慣をつけることで
情報に振り回されることはなくなりますよ
というお話でした(^_^)/
