誰かのために
何かを我慢したり
遠慮したりする時・・・
そこには
「相手に喜んで欲しい」
「相手に嫌な気持ちを味わって欲しくない」
そんな優しさが
あったりします。
でも逆を考えてみましょう。
自分の喜びのその裏に
誰かが自分の気持ちを押し殺して
我慢してくれていたり
気を使って遠慮してくれた
その上で成り立っている喜びだとしたら・・・
手放しで心から喜ぶことって
出来ないですよね。
とてもお腹が空いているとき
お腹がぐぅぐぅ鳴っている人から
「私の分をあげます」
と食べ物を差し出されても
「わーい。ラッキー！
いただきまぁす！」
という気分にはなれませんよね？
・・・と、ここまで話すと
じゃぁ、自分が欲するままに
行動すればいいんだ！
と単純に解釈してしまって
周りの迷惑も顧みずに
自分勝手な行動をとってしまう方が
いるのですが
これは論外です。
中にはそれで幸福感を
感じられる人もいるのかもしれませんが
少なくともこれを
読んでくださっている方たちは
周りに迷惑をかけて
自分の欲求を満たしたところで
幸福感を感じることは
出来ないと思います。
周りを幸せにしたいなら
自分が幸せになりなさい
ってよくスピリチュアルで
言われたりしますが
自分を幸せにしたいなら
周りを幸せにしなさい
っていうのもスピリチュアルです。
ただ、ここで間違っては
いけないのは
自分が犠牲になっても
誰も幸せになれない
ってことです。
犠牲になるだけ損だということです。
「自分が犠牲になる」
って実はとっても簡単で
手っ取り早い方法です。
とりあえず自分が
我慢したり遠慮したり
すればいいだけなので・・・
でも人は我慢をしたら
必ず外に排出しないといけません。
身体の中で勝手に消えてくれる
ことはありません。
少しずつ溜まっていくときは
全然気づきませんが
自覚症状が出てきたときには
もう自分の我慢の器は
パンパンになってしまっています。
どうにか外に出そうと
すると
そのはけ口となるのは
心許せる身近な人です。
あの時も
この時も
と昔の話まで持ち出して
相手にぶつけながら
吐き出すということを
してしまいます。
先程も言いましたが
犠牲になるのは簡単で
手っ取り早いです。
でもその前に出来ることがあります。
それは「考えること」
人間ってとにかく
省エネモードに入りたがります。
使うのをやめると
怠けたりすぐに眠ってしまうように
なっています。
例えば、人間動かないでいれば
すぐに筋肉は落ちてしまいますよね。
筋トレしている人たちは
サボりたいって言っている
筋肉たちに発破をかけて
鍛えています。
基本、人間って自動モードに
していたらサボるように
出来ています。
「考えること」も一緒。
例えば私は暗算がとっても苦手です。
お買い物をしていて
合計がいくらになるんだろう？って
思った時
一応高校まで出ていますので
「足し算」は出来ます。
今すぐこの足し算を暗算しなければ
死んでしまうと言われたら
桁数がどんなに大きくても
必死で計算すると思います。
でも普通の買い物中であれば
知りたいと思ったとしても
そばに電卓がなければ
「もういいやぁー」
となって暗算しません。
「考える」も筋肉と一緒。
最初の犠牲のお話に戻りますが
手っ取り早く
“自分が犠牲になる”
という選択肢を取る前に
思い出して欲しいことがあります。
それは
宇宙には必ずみんなが
幸せになれる
WIN WIN になれる
「答え」があるということ。
最初は慣れていないので
すぐに簡単に
答えにたどり着くことが
出来ないかもしれませんが
筋トレのように日々訓練して
出来るだけ自分が「犠牲になる」選択を
しなくて済むよう
そしてみんなが幸せを感じられるような
「答え」を見つけるために
まずは「考える」ということを
やってみましょう。
みんなが幸せになるためなら
高次な存在も沢山「ヒント」をくれますので
考えるときに天使に立ち会ってもらうと
心強いですよ(^^♪
最初は本能的に
「面倒くさい」
って思うかもしれません。
でもそんな時は
自分が「犠牲」になることで
誰も幸せになることが出来ないことを
思い出してください。
みんなで幸せになる方法
日々の中で沢山見つけていきましょう(^^♪
