突然ですが、皆さん は
「期待」と聞いて
どんな印象を受けますか？
良い、悪いで言うと
どちらでしょうか？
私は以前「期待」と言う言葉は、
心をワクワクさせてくれる
ポジティブな言葉だと
ばかり思っていました。
この「期待」に近い言葉で
「願望」というのがあります。
「こうなったら良いな♪」
これが「願望」ですよね。
それが
「こうなるかもしれない♪」
となったら「期待」に
変わります。
実はこれ
「執着」に成長する
恐れがあるって知っていましたか？
「執着」は、
引き寄せをする上での
最大の敵でしたよね。
「こうなるかもしれない♪」
↓
「きっとこうなるはず」
↓
「こうなるに違いない」
と、どんどん成長して行くんです。
最後には、
「こうなる以外考えられない」
となってしまいます。
例えば・・・
就職試験を受けたとします。
面接官の方が
終始ニコニコと
自分の話を聞いてくれて
とっても好印象。
結果を待つまでの間
最初は
「あの雰囲気なら受かったかな？」
と少しだけ期待を持ちます。
何度も面接のシーンを
思い浮かべて、
「きっと受かるだろう」
と期待が成長を始めます。
例えば、この人が既に何社も
受けていて１つも内定を
取れていない場合、
「もし受かったら
この苦労から脱出出来る」
と、思いが出て来ます。
そして、これもまた
どんどん成長を始めます。
「ここに受からなければ、
またこの苦労生活に戻ってしまう」
「ここに絶対に受からなければならない」
いつの間にか
「執着」に変わるんですね。
少し前にお話しましたが、
天使や高次な存在、宇宙に
ゴールだけお願いをして、
後の「手段」についてはお任せが
一番良いんでしたよね。
でも、この方の場合は
「この会社に受かる」
という「手段」に
執着してしまっています。
そして、試験の不合格を
聞かされた時…
谷底に突き落とされて
しまうのです。
この人にとっての方程式は
「この会社の試験の不合格」
＝「不幸」
となっているからです。
でも、この会社に
実際に受かっていたとしたら
死ぬほど残業が
あったかもしれないし、
お給料が思ったより
少なかったかもしれないし、
人間関係ですごく
悩んだかもしれない…
「あなたには
この会社は合っていないよ」と
ガイドさんたちが、
試験を落としてくれた
かもしれない…
そもそも
「受かるかも」
と期待しなければ、
ここまでの落差で
落ち込むことはなく、
「あ、落ちちゃった。次、次・・・」
と、気持ちよく次の会社選びが
出来たかもしれません。
この人にとっては
「自分を落とした会社」や
「落ちてしまった
自分の実力のなさ」など
色々なものから不幸にされたと
受け身に思ってしまうのですが、
本当は、自分でコツコツと
自分が落ちるための
落とし穴を作っていたんです。
「期待」って
そうならなかった時
「裏切られた」
という言葉を使います。
自分で「期待」をして
自分で「裏切られた」と
思ってしまうのですね。
ここで注意して欲しいのが
「期待」を
持ってはいけないわけでは
決してありません。
「期待」の「持ち方」に
意識することが
必要なのだと思います(^^♪
私の場合
「この会社に受かると良いなぁ」
↓
「この会社に受かっちゃうかも♪」
と、１つだけが特化して
成長を始めていることに気づいたら、
その期待と並行して
「でももし、落ちてしまったら
自分にはこの会社とは
縁がないんだろうな」
「その時はここよりも
もっと良い会社との出会いが
きっと待っているんだろうな♪」
と、複数の
出来るだけ視野の広い期待を
持つようにしています(^^♪
そのうちのどれかの期待が
裏切られる前に、
もっともっと大きな視野で見た
「期待」を増やして行きます。
そうして行くと
いつも最終的には
「私は宇宙から守られている」
「宇宙は裏切らない」
という安心感に辿り着きます。
皆さんもぜひ今日は
日頃のご自分の「期待」の持ち方
について振り返ってみて下さいね。
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